アイドル、アイドル、アイドル

アイドルを推すことに向いていない。

絶望的に向いていない。

推した人はみんないなくなる。

 

ハロプロ研修生のなかで一番贔屓にしていた子が研修期間を終了した。

つまり、デビューできずにやめてしまったということだ。

その子は努力の塊のような人だった。

私はその子のことを声優の梅原裕一郎に顔が似ているなという理由で認識し始めたのだけど、彼女は梅原とは正反対ともいえる可愛らしい声をしていた。

梅原に特に思い入れはないが、今の仮面ライダーの主人公も梅原に似ているので小池徹平系列の美形の顔立ちとしてまあ好きな部類である。

つまり彼女の顔も好きだった。

あと声が可愛かった。

歌が上手かった。

笑顔が可愛かった。

ギャグは、よくわからなかったけど可愛かった。

アテレコが上手かった。

なにより、頑張っていた。

 

頑張る人が好きだ。

私は圧倒的に頑張れない人で、頑張っている人を見て私も頑張ろう!とか、簡単には思えないけど、せめて人間っぽい風に生きようとかそういう気持ちになる。

アイドルを見るとそういう気持ちになるから、アイドルが好きだ。

明日も生きていこうと思える。

朝、仕方ないから起きようと布団を手放すことができる。

そういう力がアイドルにはある。

 

彼女を見ていると、この子が報われなくて誰が、という気持ちになった。

でも、確かに努力だけじゃ語れない世界なのもわかる。

体調不良で欠席した実力診断テストも、こうなると本当に体調不良だったのか?という話になる。

もしかしたら、出られなかったことが引き金になってしまったのかもしれない。

いま開催しているオーディションが関係しているかもしれない。

決断には色んな要因があって、特に今後の人生を考える時期にはそれが多いと思う。

彼女が今後、あの時こうしていればとか思わなければ私はそれでいい。

私はただ見ていた人だから、こうして打ちひしがれてしまってもそれは彼女の責任ではない。

私がどうしようもなく、自律性がないだけだ。

自分が生きていけないのをずっと年下の子に責任転嫁しようったってそれはいけない。

 

デビューしていない子のことをアイドルと言うのか?という疑問は、

「アイドルとしてデビュー」とか「アイドルになりたい」とかの言葉からすると

デビュー前はアイドルではないのかなと思うけど、ハロプロ研修生がアイドルではないと言うとそれは違うような気がした。

ステージに立って歌って踊って客を集めて笑顔にさせているのだから、それはもうアイドルだと思う。

だから、いつも研修生が研修を終える時に発表会のお知らせとともに一文で事実だけ書かれていることが、どうしようもなくつらい。

その子の気持ちを知る機会もなく、ただ次回は出ない、もう会えないのだとあっさりした風に書かれていることが。

確かにデビューできなかった。

でも、ファンがいたじゃないか。

それでもそういう人たちに対して未練とか、そういうのは抱かなくてもいいと彼女たちには願う。

言われなくても忘れるよと言うのならそれでいいし、とにかく枷にだけはなりたくないのだ。

そのうえで、その心算を、デビュー出来ていたら知り得たであろう気持ちの想像をしてしまう。

 

デビューとは、ものすごいことだ。

ハロプロ研修生を長くやっていた加賀楓ちゃんがモーニング娘。に選ばれたときに散々ファンの人が綴っていたけれど、とにかくデビューというのはそれだけですごい。

専用の衣装が与えられる。オフィシャルショップに写真が並ぶ。メンバーカラーが与えられる。マイクに色がつく。ソロアングルDVDが出る。バースデーイベントがある。

夢のようだ。

私の贔屓の子は、加賀楓ちゃんに憧れていた。

加賀ちゃんは努力の人だからとてもわかる。

そのうえで、今までハロプロ研修生にあった暗黙のルール

『研修生の後輩がデビューしたユニットには入れない』

を打破した存在であるから、さらに希望となっただろう。

こう思うのは、私がそれを支えにしてきたらだけど、実際研修生オタクの一条の光だった。

そこに段原瑠々ちゃんも続いたから、余計に期待していた。

 

前回のハロプロ全体のオーディションで研修生に入った子の中で一番目を引いた子は、真っ先にやめてしまった。

交通の便が悪すぎたのか、はたまた別の理由があったのかはわからない。

ただ落ち込んだし、私が気に入るとなにかしら起こるのか?と思わずにいられなかった。

なにせ、ハロプロの推しメンバーは各ユニットに一人二人いるけれど、そのうち四人は卒業、四人が病気や怪我。

疫病神としか思えない。

それでも彼女たちが魅力的だからつい好きになるし、ペンライトを振るし、写真を買うし、タオルを買う。

メンバーカラーで身を包むことができるのは、デビューしたメンバーのためにしか出来ない推し事だ。

その人の色を身に纏うことで強くなれる気がするし、なんだか誇らしく思えてくる。

誰かのファンである事実が自分のアイデンティティになっているのかもしれない。

だって、その人を好きになる前の自分の気持ちが思い出せない。

どうしてその人に気付かず生活できていたのかわからない。

 

私のアイドル観はHello!projectと5次元アイドル応援プロジェクト ドリフェス!によって作られている。

ハロプロを好きでいるなかで疑問に思って、考えて、これが私の中の暫定の答えかな?というのに対して

じゃあこうした時どう思う?とか、それってつまり、こうだよね?とか、優しく教えてくれたのがドリフェス!だ。

ドリフェス!はとにかく優しい。

いろんなアイドルを否定しない。

アニメ「ドリフェス!」はアイドル賛歌であり、ドルオタ賛歌であった。

アイドルがいてよかった、アイドルオタクでよかった。

そう心から思える優しいアニメだ。

だからドリフェス!を好きでいるためにハロプロオタクの自分を否定する必要は全くないし、むしろハロプロの良いところがまた見えてきた。

なんて素晴らしいことだろう。

アイドル以外の好きなものを好きでいることもドリフェス!は否定しない。

それはドリフェス!が愛の物語であるからだし、その愛が自分から遠いものではなく、アイドルに注ぐ愛であったりアイドルから振り撒かれる愛であったり、すぐそばにあるものだからである。

ただ推しがいて、推しがどんな髪型なのかわかって、推しが昨日なに食べたのか教えてくれる。

じゃあ今日か明日それ食べようかな、私も髪切ろうかな、天気が良いから推し散歩してるかな。

そういう愛に気付かせてくれた。

 

ハロプロ研修生にも、ブログがあるのだ。

それはツアー日記というもので、Hello!project全体のコンサートの時期やユニットに帯同するコンサートがある時期、発表会のある時期に活発に更新される。

私の贔屓の日記を初めて読んだときは衝撃だった。

普通、アイドルのブログというと想像するのが、今日食べたもの、今日のレッスンでの一コマ、仲のいい子の写真と紹介。(余談だが、研修生の写真はお花で飾られがち。)

それが、彼女はひたすらに反省点をつらつらと書いていた。

デビューしていたらこうはいかないと思う。

実際、私の好きなモーニング娘。'18 尾形春水ちゃんは弱音を一切吐かずあっけらかんとしているところが魅力的だと思っている。

デビューしたからには辛いところはそう簡単には見せられないし、そういうドラマありきで見られるようではプロではない。

でも、デビューしていないメンバーが日々どうやって研鑽を重ねているかはどれだけ見せたっていい。

みんなオーディション映像とか好きでしょう。

こんなにいっぱいいっぱいだったのに、こんなに立派になって。

そういう時のために、泥臭い過去はある程度必要かもしれない。

それがハロプロ研修生であるならば尚更。

オーディションからくるシンデレラガールとの対比で、叩き上げとしての印象づけが最初からされるのは賭けにもなるけれど、覚えられやすいのは間違いない。

それは本人発信でなくても起こることで、そのなかで周りの期待と戦っているのが加賀楓ちゃんや段原瑠々ちゃんだ。

 

推しを作るのが辛い。

作ろうとしなくても、いつのまにか写真を買っているしペンライトの色がその子になっている。

そしていなくなってしまう。

つらすぎる。

健康でいてほしい、目に見える場所にいてほしい、応援させてほしい、歌を聞かせてほしい、お話をしてほしい。

大森靖子さんの歌詞に「なにを食べたとか街の匂いとか全部教えて」ってあるけれど、道重さゆみさんのブログはそういうところがオタクの心をわかっていてすごい。

シールが好きとか、ポケモンがどうとか、くら寿司で何皿食べたとか、アイドルのちょっとしたことが全部宝物で、全部が好きの源になる。

 

カントリー・ガールズ稲場愛香ちゃんが戻ってきた時は、心底嬉しかった。

喘息がひどく休養をしていて、しかしユニットに戻ることが叶わず卒業してしまった。

そのことから囁かれた色々な憶測をはねのけて、やっぱりまなかんはハロプロが好きなんだ、アイドルなんだと信じていいと、好きでいることを許してもらえたことが嬉しかった。

 

アイドルを好きでいることに許可がいるかというと、私はいる、と思う。

いやアイドルなんだから好きになってほしいはず、とか、そんな風に思えない。

私が好きになると、なんらかの災厄が降り注ぐから。

だからなにが起きても大丈夫そうな人が好きだし、つらいところを見せない人は気楽に好きでいられた。

オタクを許す姿勢の人にも惹かれた。

そのなかで、絶対に色々考えているのに飄々としている尾形春水ちゃんは心を掴まれずにいられなかったし、まずお披露目から一目惚れした。

尾形春水ちゃんをはじめ12期メンバーのオタクになったし、牧野真莉愛ちゃんは地元出身ということでだいぶ贔屓したし写真もたくさん買った。

ただ私が真莉愛ちゃんを好きだということが真莉愛ちゃんになんらかの不幸をもたらさないかと不安だから、間違っても推し変とかはできないのだ。

そうでなくても、尾形の卒業を乗り越えられる自信がない。

ただモーニング娘。は元から好きだから、見れなくなるとかそういうことはないけれど。

6月20日を終えた私が想像できないというのが正直な気持ちだ。

 

そしてドリフェス!ファイナルステージと銘打たれた10月21日のあとの自分はさらに想像がつかない。

生きているのだろうか?

もう誰も失いたくない。

そばにいてほしい。

ドリフェス!はずっと一緒だよと言ってくれた。

なのにどうしてだろう?

やっぱり、リズムゲームアプリの中国版リリースに合わせて移住するべきだろうか。

遠い話しかできない。明日のことがわからない。

時空を超えて宇宙を超えて、最高を超えた先には愛があるはずなのに、その愛の使い道が全くわからない。

私は誰を愛すればいいのだろう。

誰なら愛してもいいのだろう。

10月21日よりあとになにも予定が入っていないから、やっぱり武道館から身投げするんだろうか。

もう武道館が嫌いである。

どうしてみんな武道館で卒業するんだろう、あんな狭い、音響の悪いところで。

もうすっかり武道館=私の墓場である。

武道館に行きたくない。

でも、どっちの武道館コンサートも世界一美しくてかっこよくて可愛くて大好きなコンサートになることは間違いないから、そういうコンサートができる人たちだから、絶対に行きたい。

尾形春水ちゃんの武道館は、仕事で行けないけど。

ライブビューイングする映画館が私の武道館であり、死に場所であり、未知の領域である。

さぁどんな挑戦を受けるか?

そんな強気にはなれないけど、でもいなくなってしまうならせめて最後の時まで目に焼き付けたい。

デビューしているから、卒業できる。

卒業するから、手紙を読んだりメンバーからのコメントがある。

 

アンコールで出てくる尾形はどんなドレスを着ているだろう?

ダブルアンコールできっとやるえいえいおがたは、尾形のこれからの人生を応援させてくれる言葉なんだろうか。

応援したい。もう見知らぬ人になってしまうかもしれないけど、知ってしまったから、これからの人生の幸せを祈りたい。

せめてそれくらいは許してほしい。

でもできることなら、目の届く場所にこの綺麗な人がいてくれたら嬉しいし、ファンでいることができるならそれはまた嬉しい。

そんな欲張りを言っても、結局は健康でいてくれればそれでいい。

一介のファンのことなんか知らないまま、元気に生きていてほしい。

そうすることで私は疫病神じゃないと思えるし、好きになった人に引け目も感じずにいられる。だから幸せになってほしい。

楽しい時間をありがとう。

人生をありがとう。

いつも可愛くいてくれてありがとう。

 

アイドルを見てポジティブな気分になるどころかネガティブになっているけれど、それでもアイドルに生かされているから、向いてなくともアイドルなしじゃ生きられない。

アイドルは生きがいで、指標で、明日の活力だ。

どうか私からアイドルを取り上げないでほしい。

愛させてほしい。

けどやっぱり、アイドルが健康であることが一番いいと思う。

精神的にも、身体的にも、元気でいてください。

たった一文で記された研修終了でもう会えないけれど、最後に見た顔もあまり思い出せないけれど、彼女は、井上ひかるちゃんはアイドルだった。

アイドルも、アイドルだった人も、どうか幸せになってください。

オタクにはそれだけが救いです。

人生のなかの大切な一瞬一瞬を見せてくれてありがとうございました。

 

 

https://youtu.be/oN7Y4EBOvGs

 

 

 

ドリフェス!の音を世界中に響かせたい

 

 大学受験のとき、ストレスで突発性難聴になった。元々中耳炎になりやすかったので、予備校に通っていた当時は最近なんだか痛いけどきっと中耳炎だろう、今の期間が終わったら病院に行こう、とストレスの種であるギスギスした予備校に通い続けた。
1か月の集中講義が終わり病院に行くと、先生から突発性難聴だ、発症から3週間が治療の期限で、今はもうギリギリの状況だ、と言われた。
予備校の教室が嫌いだった。まあ好きな人なんていないと思うが、私の通っていた予備校はずっと通っている人が夏期講習だけ受ける人のことを集団で馬鹿にしていたので、もうその空間に耐えられなかった。行き帰りのバスと電車では毎日、小学生の頃好きだったHello!projectの楽曲を聴いた。「ここにいるぜぇ!」を聴けば自然と涙が出るけれど、今日も頑張って起きた、歩いた、勉強した、ちゃんと家に帰ってる、と自分を肯定できた。
小学生当時、パソコンのない、出かける習慣のない私の家ではハロモニ。という番組でしかモーニング娘。を追えなかったから、地域でのハロモニ。の放送打ち切りとともに私はモーニング娘。Hello!projectを知ることができなくなった。
そのHello!projectに再会したのは、高校生になり携帯を持ってからだ。たまたま動画サイトでライブ映像を見つけて、クラスでいじめにあっていた私は歌詞の力強さにあてられてダバダバ泣いた。勇気づけられるというレベルでなく、生き方をもらった。あの時から私は、大好きなテニミュ青学8代目が卒業した時でさえ死のうと思うことはなくなったのだが、一昨日久々に心から「死のうかな」と思った。
ドリフェス!が終わってしまうというから。

 

予備校のせいで患った難聴は幸いにも完治した。元々聴力が良かったので言われなければ気づかないまま片方だけ聴こえなくなってただろうけど、無事に同じくらい聴こえるまでになった。家族で行く予定だった富士急に父親と妹だけで行き居残りになったことは一生根に持つけど、母が家に残ってくれて作ってくれた豪勢な料理はとても美味しかったのでまあいい。
高校から大学にかけて、いつも生活のそばにはHello!projectの楽曲があった。それから高校の途中にミュージカル『テニスの王子様』にもハマっていたから、毎日ポジティブな楽曲を浴びて生活した。
おかげで自己肯定力のやたらある、明るいだけが取り柄みたいな人間になった。すごく生きやすい。だいたいなにが起きても平気だった。
でも、ミュージカル『テニスの王子様』ですごく入れ込んだ青学代が思っていたより随分早く卒業するということで、ひどく落ち込んで、それでも悔いのないように卒業公演には足繁く通った。
テニミュの青学卒業というのは、発表された時にはもう次の代が決まっている。だいたい卒業公演のゲネを観に来ていて、卒業が近付くと次の代の発表がある。最近は卒業セレモニーの場に次の代が出てくることはなくなったし、私の好きな代もその代だけの公演で終わった。
青学代として好きだったけれど役者としても好きだったので舞台には行くけれど、やっぱりテニミュの彼らが好きだったからあの時ほど熱はあげられない。その代の間のやりとりがある、というたまに出る情報で小躍りする日々だ。

 

ドリフェス!はこのテニミュロスの、虚無の心を上手く包み込んでくれた。
私の生活を彩る楽曲はHello!projectドリフェス!になった。

 

テニミュもたまに聴くけれど、やっぱりミュージカルの楽曲だから気持ちがのっていないと全然聴けなくて、テニミュキャストを推すこともなくなったからテニミュ楽曲が全部聴けるテニミュモバイルも退会した。iTunesのシャッフルでCDが流れるとああ好きだなあ、と浸ったりする程度。そうは言ってもテニミュ好きだから公演には毎回行くけれど。一般的に毎公演5回観てる人はテニミュオタクだと思う。

 

ドリフェス!の楽曲の構造はハロプロに似ている。要は、私が理想とするアイドルと楽曲の関係。
ハロプロは楽曲を作る人、つんくさんが、ハロプロメンバーをよく見て、または自分の作りたい音楽とハロプロメンバーを照らし合わせて楽曲を完成させていく。
基本的にライブサウンドを前提に作られていて、Juice=Juiceの「ロマンスの途中」は大サビでファンが跳べるように派手なインパクト音が入っている。これはファンの具合を知っているつんくさんだから出来たことだ。
歌詞はメンバーを見たり日常を経て書くから、メンバーはもちろんファンも親しみやすくてなんだか元気が出る。
メンバーの名前が入っていることもあるけれど、すごく自然で、かつリズムとメロディに気持ちよく乗るからすぐ口ずさみたくなる。
メンバーから受けた刺激を歌詞に反映させて、メンバーは貰った歌詞を自分の決意として、意思として歌に乗せる。
それがファンに届いて物語性のある、アイドルらしい楽曲世界になる。
アイドルの歌というのは楽曲の世界観とアイドル自身のバックボーンと世の流れが合わさったタイムカプセルだと思っていて、この空間に、コンサートで歌い継ぐことで思い出が重なって、苦悩が重なって、喜びが重なって、良い曲に育っていくのだと思う。

 

ドリフェス!の楽曲も、物語性の強いものが多い。でもドリフェス!がそもそも物語を持っていて、メンバーも濃い人生を歩んできている。そしてファンも感受性がやたら豊か。そしてなんといっても、作詞陣がメンバーをよく見ているのだった。
ドリフェス!の楽曲はまさに宝箱のようだ。
DearDream 1stアルバム「Real Dream」を手に取った時の衝撃は忘れられない。
アプリを始めた当初、キラキラ一辺倒みたいな曲にまぁこんなもんかな、とナメてかかっていた自分。それを一蹴して、むしろ引きずり込んでのたうち回らせたのが「ユレルMIDNIGHT」だ。もう何回やったかわからない。たくさんやった。「ユレルMIDNIGHT」だけを叩き続けた日もあった。大好きだ。それからこんな曲もあるのか、と驚いた自分はいつしかキラキラした曲も大好きになっていたし、ドリフェス!の煌めきの中に一瞬感じる寂しさみたいなものにも惹かれた。つんくさんの言う、「日曜日にサザエさんを見ている時の感覚」だと思う。
私がモーニング娘。で一番好きなアルバムは4th「いきまっしょい!」だが、これと並ぶほど「Real Dream」が大好きだ。
なぜなら「ユレルMIDNIGHT」がフルで入っているし、しかも曲順がライブセットリストのようになっている、という大好きなやつだった。このアルバムに入っている曲は全部大好きだ。


このアルバムは表題曲の「Real Dream!」から始まる。
ドリフェス!は2次元+3次元の5次元アイドルだが、5次元アイドルらしくキャラクターとキャストの名前が入っていた。ドリフェス!プロジェクト全体の主題歌みたいな歌だ。
キラキラしていて、高みを目指していて、サイコー超えようとしていて、私たちファンの応援<エール>に感謝してくれる。
応援にひたすら感謝してくれるのでドルオタには身に余る幸福……と更に応援するとまたありがとう!温かい応援!と返されてしまう恐ろしい応酬がこのプロジェクトでは延々なされている。このありがたさを一度感じてしまうと、もう他の2次アイドルコンテンツでは到底満足できない。

 

そもそも、私は元々Hello!projectだけがアイドルであると考えていた。
Hello!projectだけがアイドルであり、Hello!projectこそがアイドルの形であると。
けれど、ドリフェス!を見て、色々なアイドルの形を知った。アイドルがそれぞれ自分の主義にのっとってアイドルしていることを知ったし、ドリフェス!のアイドル観が日毎大好きになった。ドリフェス!には誰一人としてアイドルを馬鹿にするアイドルがいない。全員が真正面からアイドルってなんだ?と自分が思うアイドルを突き詰めて、時にアイドルを馬鹿にする周囲をアイドル力で虜にしていく。
なんて素晴らしい物語だろう。
私はドリフェス!をアイドル賛歌だと思っている。
ドリフェス!を見ると、アイドルってこんなに素晴らしい職業なんだ!とアイドルが大好きになる。
ボイトレをして、振り入れをして、筋肉を鍛えて、走りこんで、メンバー間で話し合って……このスポ根具合が、私の思うアイドル像にぴったりハマった。
理想のアイドルはHello!projectだけじゃなかったのだ。

Hello!projectが大変な時期も、ドリフェス!を見ることで乗り切った。Hello!projectから立て続けに推しがいなくなっても、ドリフェス!の推しはいなくならなかった。ずっとアニメを見ればそこにいて、アプリを開けば「おはよう。よく眠れたか?」「今夜はぐっすり寝て、また元気な顔を見せてくれ」とファン全員に語りかけてくれた。
アプリ内のドリフェス!アイドル達は決して触れられない位置にいて、常に番組越しにファンを気遣ってくれた。
リアルキャストのライブに行けば、ありえないくらい感謝されたし、ありえないくらい良い曲をめちゃくちゃかっこよくて可愛い男性たちが歌い踊ってなんだかとっても満たされた気持ちになった。
DearDreamとKUROFUNEは絶対にキャスト変更がない。代替わりがない。メンバー加入がない。卒業がない。
それだけを拠り所に、他のどの好きなものが揺らいでも、ドリフェス!を愛した。

 

2次元コンテンツの終了に伴い一旦区切りを打つという言い方は、かなりファンに期待を持たせてしまうと思う。
かつて自分ではどうしようもない卒業に耐えかねた私は、こういう「2次元が続けば活動できるよ」という含みを感じさせる言い方をされると、大変奮い立ってしまう。
あと、メンバーのあんなにつらい顔を見たくなかった。
いつだって勇気付けてくれた彼らが、私をあんなに元気にしてくれた彼らがいまなにかを耐えるみたいに目を赤くして空っぽの笑顔を浮かべてるのに、黙って見ているのか?無理だ。
私だって彼らを元気にしたい。いつも彼らは「ありがとう いつも勇気付けてくれたよね」と歌っていたが、まだお礼を言われるのは早い。待ってろ、いまアプリを延命させてやる。いま劇場版を作ってやる。おばあちゃんが全部なんとかするから待ってなさい。
あいにく私はポジティブ花子なのだ。
数多あるアイドルコンテンツとは違う、この唯一無二のドリフェス!になんとしても覇権を取ってもらわなきゃならないのだ。
ドリフェス!ドリフェス!愛する人だけで囲った夢の箱庭のようだけど、じんわりとその輪を広げて、ドリフェス!愛する人がもっと増えたら良いのにと日々布教を続けてきた。その手をいま止めるわけにはいかない。もっと、もっと広めなければならない。

 

あのお知らせをうける前日、前々日、私は12時間労働していた。シフトに入る直前までDearDreamの「働くお兄さん」を聴いて士気を高めて、なんとかラストまで働いた。退勤するときは「KEEP YOUR HOPE ALIVE」を聴いてまた頑張ろう、今日は寝よう、と思ったし、お知らせをうけた日もバイトだった。友達と直前まで電話して、またラストまで働いて帰宅してパソコンをつけ、友達と電話しながら配信を見た。
正直お知らせをうけてからドリフェス!の曲を聴くのは今はつらい、と思って避けていて、Hello!projectの曲を流していたけれど、たまたま流れる曲がNEXT YOUの「大人の事情」(吉沢亮が出演していたドラマ「武道館」の挿入歌、Juice=JuiceがアイドルグループNEXT YOUを演じた)で大人の事情で私の自由を奪い去っていかないで そばにいたいだけ……と叫びたい気持ちになったり、モーニング娘。歴代リーダーが歌う「WE ARE LEADERS〜リーダーってのもつらいもの〜」が流れて続いていくアイドルコンテンツってすごいな……と涙したり、モーニング娘。'18ユニット曲「もう我慢できないわ〜Love ice cream〜」で溝口琢矢と正木郁に歌ってほしいーーー!!!!!と絶叫したり、もうめちゃくちゃな気持ちになった。
ハロプロの曲の共感性をナメていた。
そうして学校に行けば誰もが心配してくれて、ドリフェス!こんなに好きなのに、と思いの丈を叫んだら無性にドリフェス!の曲が聴きたくなって、流した「Catch Your Yell!」で泣きそうになった。「Up to Speed!」は思い出が詰まりすぎて無理だった。「Future Voyger」でやっと、良い曲だな……と思いながら友達とKUROFUNEってやっぱりヤバいな、と笑いあえて、そのままお菓子を食べながらドリフェス!!!!!!第5話「初めてのバラエティ!!!」を見て爆笑した。披露楽曲も含めて大好きな回だ。

 

1日ぶりに聴いたドリフェス!の楽曲はやっぱり宝箱のようだった。さまざまな思い出がたくさん入っていて、どれも輝いていた。これから新たな曲が生み出されないのか?と思うと、そんなの耐えられなくて、しかも活動を休止してしまうということは、この楽曲たちを聴く機会もなくなってしまうのだ。無理!!!
Hello!projectは過去の解散してしまったグループの楽曲を今のメンバーがカバーすることが多々あって、これはドリフェス!における事務所曲の制度と似ているけれど、とにかくそうやって良い曲はいつまでも歌い継がれるのだが、ドリフェス!の楽曲は誰が歌い継ぐというのだろう?本人たちしか歌えないのに。ファン?それはカラオケっしょ!
正直このことだけでもすごい損失。
しかも、アプリが終わるってことは、これから出るアルバムの曲もプレイできないのだ。
なんだったらまだ「Special YELL!」も「You Are My Rival」も「Whole New World」も「シナリオ」も追加されてないし、書き連ねるだけで動悸が激しくなる。こんなにやり残したことがあるのに、みすみすコンテンツを畳む?無理っしょ!!!!

 

大好きな楽曲をこのままお蔵入りとか、本当にありえないので、私の大好きな宝箱を徳川埋蔵金にさせないために、抗います。
いつかとかずっと愛してるからなにかあるだろうとか悠長なことは言ってられない。よく考えたら5/1 14時から手のひらの中にアイドルがいなくなるなんて耐えられない。とりあえずお問い合わせと課金をした。今まで持ってなかったドリカやプロモーションだっただろうドリカがたくさん出た。音声は全部録画してるけど、全然諦めるつもりはない。今月中ならまだ間に合うはずなので、私は自分の人生のためにあの時あげられなかった「いなくならないで!」の声を精一杯あげます。

ドリフェス!!!!!!と人生

多分、私がオタクをしていて一番長く関わっているのはテニスの王子様です。次は忍たま乱太郎。その次がイナズマイレブンです。

テニスの王子様の連載が決まったのはテニミュの盛り上がりをうけてだったと思います。

友達とよく、テニスの王子様テニミュが常に公演を打ってるから強いよね、常に動いてるからね。と話していますが、本当にその通りだと思っていて、テニミュで新登場したあまりメジャーでないキャラクターのアニメグッズが販売されたことやキャラマイドの1位を不動峰キャラクターがとれたことは少なからずテニミュ不動峰出演期間だったことと関連していると思います。

忍たま乱太郎はアニメが毎日やっているし新聞に原作が載っているしミュージカルもやっているし実家のようなもので、

朝日小学生新聞をとるのはもうさすがにやめてしまったけれどアニメは暇があれば見ているし、そうするとたまたまフォロワーさんも見ていたりして、ああ忍たまが繋げてくれた関係だなと思います。

去年も忍ミュに行ったけれど本当に楽しかった。次は立ち見じゃなくて座席が欲しい。また時間が合えば行きます。

イナズマイレブンは、私が人生で唯一オフ活動をしたジャンルです。いやまだする可能性があるから過去形じゃないけど。それくらい、どうしてかずっとイナズマイレブンの話をしています。つい2年前くらいもイナズマイレブンのアイコンにしていました。

アツメヨーゼはアツメラレネーゼだったけどアニメはまたやってるし、始まるし、多分また色々活動します。

色々なことを経験して迷惑もたくさんかけましたが、オタクとして成長できました。

イナズマイレブンで繋がった特撮のオタクと、本当は東京公演を連番するはずでした。けれどインフルにかかってしまい泣く泣く断念、神戸のテニス友達が新幹線で駆けつけました。

でも、特撮のオタクは自力で横浜に来てくれました。特撮のオタクは及川慎くんが好きです。でもはじめてのドリフェス!現場だから何も持ってない。ドリカライトは買うつもり。そんなの私がすることは1つしかないので、あらかじめ持ってきていた予備のドリカを入場直前に渡しました。このオタクは私の布教とテレビ放送していた映画のパワーで忍たまに転がり落ちたので、この場面にぴったりな言葉としては「ドリカの予備ならある!」ですね。

横浜で連番した相手は忍たまで繋がってその後私にテニスの王子様全巻をプレゼントしてくれた方なのですが、本当にこの世はご縁です。あの時テニスにハマるのを後押ししてくれた人が今度は私の流していた富田健太郎くんの顔面に惹かれてドリフェス!!!!!!にハマっている。

富田くんの顔面由来なのは当日の物販列で知ったのでびっくりして爆笑しました。アプリの純哉くん経由だと思ってた。

イナズマイレブンの話に戻りますが、円堂お守りは今でも財布に入れているので、これも現行ジャンルですね。

 

そう考えると、どう考えてもドリフェス!!!!!!も一生好きです。

あれだけテニミュ青学8代目の卒業に悲しんでいたけど、時間をかけてやっぱり私はミュージカル『テニスの王子様』自体が好きだなと気付きました。キャストを知らない状態で公演を観ていたらなんだかすごく楽しくて、テニスの王子様が好きなだけでよかったんだな、と思いました。

もう大好きな青学たちは帰ってこないけど、あの楽しかった日々は幻なんかではないし、あっさり今の代の菊丸も好きになりました。

小学生のときから菊丸英二が大好きで、そのきっかけは比嘉戦なので大好きな比嘉戦を観てまた菊丸英二に惚れ直すことができて心底嬉しかったです。

 

でもそういう、距離をとってフラットな視線でテニミュと向き合うことができたのはやっぱりドリフェス!!!!!!が私を支えてくれたからです。ドリフェス!!!!!!に前向きにさせてもらえたし、立海公演の客席で開演前に見たドリフェス!R第1話は一生の思い出です。

配信の直後だったから、しかもReal Dream!をやったから、嬉しすぎて友達に報告しながら我慢できずにその場で見ました。

その子はアプリはテニプリカフェでオススメしたちょっと後にいつのまにか始めていたけれど、アニメはタイミングがなくて見てませんでした。なので比嘉公演のときに連日テニミュを観て私の家に帰ってドリフェス!!!!!!を見て大騒ぎしてテニミュに行って、という生活をしました。

その友達はユメノコドウツアーの愛知で連番しましたが、迎えに来てくれた車に乗り込んだらまずシャッフルCDがかかってるし、駐車場に降りた瞬間全身薄紫だし、気合の入り方に爆笑しました。こんなに加速度的に楽しみにしてる友達と連番できて本当に幸せだなと思いました。

 

ドリフェス!!!!!!を好きになると急速に引き寄せられてしまうから、あまりの勢いに怖くなるんですよね。この先もこのままなのか?ずっと好きなのか?こんなに好きなのに?

でもずっと好きです。きっと。

横浜の前に、なにがあってもドリフェス!!!!!!が好きだな、と思いました。

それは横浜を終えて、コンテンツの終わりが見えても変わりません。

DearDreamもKUROFUNEも解散とは言いませんでした。

ということは、ファンが応援を送り続ければなんとかなります。絶対なんとかなります!

それはいつかはわからないけれど、でも絶対。

だってきっと、パシフィコで終わる予定だったんです。それが武道館になった。それだけの応援を送れた。

正木くんの言葉を、横浜の次の日の正木くんと太田くんのツイートを読み取れば、そういうことになります。

だからミラクルステージを応援で叶えます。私はそう決意しました。

愛知で、一宮で「DearDreamとしてみんなと一緒に年をとっていきたい」と語ってくれた太田くんへの恩返しはそれしかありません。

新しい時代一緒に作ろうぜと言ってくれた石原壮馬さんを私は信じたい。その言葉を真実にしたい。時代を作る!時代を作る!どうやって作るって、応援する!

それしかできない、だってこのプロジェクトは5次元アイドル応援プロジェクトだから!

それから、なにより、私は及川慎くんが好きです。

アニメ1期1話を見たときから貴方に決めていました。カノバレ騒動でびっくりしたけど、カノバレじゃなくて安心した。

及川慎くんが溝口琢矢くんじゃなかったら多分こんなに好きになってない。

私はリアルの方の推しはわかりません。全員大好きです。多分みんな推しです。

ランダムブロマイドはどれが出てもいつも「キャー!やったー!え、〇〇と〇〇じゃん!すごい」と言ってました。全員欲しいからダブりは交換やお譲りに出したけれど、本当に誰が出ても嬉しかったから奇跡だと思いました。全員大好きなんて今までなかったから。

ドリカはさすがに及川慎くんが好きすぎるので、どのドリカも見るたびに「キャー!〇〇くん!このドリカ大好き!」って叫んでましたが及川慎くんの時だけは言葉にならない絶叫をしました。

唯一ドリカを買えたユメノコドウ東京公演でひいたトリッキーディーラー。ドリカライトに入れて部屋に飾っていますが、本当に光り輝いています。

箔押しが眩しいです。これからも集めたいな、出ないかな。出てほしいな、いや、武道館で出るか。出るのか!出る!出るね!?やったー!楽しみです。

 

私は仮面ライダー電王が大好きです。初めて全話きちんと見た仮面ライダーです。私の記憶の中の溝口琢矢くんはそれはもうおぼこくて、子どもで、手足が細かった。それがなんだか、手足は細いけど青年の肢体だし、なにより顔が整っている。整った。すごく。綺麗になった。

実家に帰ると電王のフィギュアとかポスターがたくさん飾ってあるけれど、どの溝口琢矢くんとも違う。

だってドリフェス!!!!!!プロジェクトが始まってから日毎に美しくなったから。

アニメからなので初期を後追いしてると、なんだか綺麗だけどおぼこい彼がいて、まだこの頃はそうだったんだ、とか思います。

だから、ドリフェス!!!!!!プロジェクトっていうのは本当に、本当のアイドルを作るプロジェクトだったと思います。

活動を一旦区切りにするキャストたちは、多分これからもアイドルの精神を持ち続けます。区切りにするだけだから、応援次第ではW-MaSKatのライブも叶うかもしれない。

だって彼らは同じ事務所にいるのだ。

 

私はドリフェス!!!!!!アニメ1期の頃、DearDreamが好きになっていく頃、すごく野暮なことを考えていた。

「最悪の場合解散しても同じ事務所で活動している限りハンサムで復活できるからアミューズでよかった」

まあその通りっちゃその通りなんですけど、ハンサムをなんだと思ってるんだって感じですけど、でも同じ事務所ってすごく強いことだと思います。

そもそも別の事務所にいたらこんなに拘束力のあるプロジェクトなんてできませんが、でも、ということはこの先ももしかしたらスケジュールの頑張り次第で確保できます。不可能はないです。

テニミュ氷帝なんて、全然他事務所同士で10年以上前のキャストが集まって今度舞台やりますし。

思えば叶うんです。

イケるっしょ!なんです。

 

だから、彼らには絶対に業界に残ってほしい。

モーニング娘。だって、モーニング娘。'18として残っているから20周年で芸能界を辞めたメンバーが戻ってきた。

今続けているメンバーがいるから戻ってくる場所がある。卒業しても芸能人を続けてきた人がいるからモーニング娘。OGという名での活動もある。

何事も、続けることが大事だと思います。

どんな形でも、たとえばドリフェス!研究室がバンダイチャンネルに移管したみたいに、やってみなければわかりません!

ドリフェス!!!!!!一生応援します。

だから、もう武道館の階段転がり落ちて死ぬとか言いません。

未来を見ます。

時計はもう止まらないから、とりあえず今はアプリのレベルを上げてとつバクを見ます。

頑張って生きます。

絶対行くぞ東京ドーム!絶対観るぞ劇場版!あと舞台も!

やりたいこと全部叶えていこうね!

 

 

会いに来てくれるアイドルDearDream

 

 

愛される者、応援される者、信じさせる者。

アイドルの定義を考える上で欠かせないこれらをどう関連付け、一つの存在として結論を見せるか?どうステージに表現するか?

誰がアイドルなのか?

これらの疑問に答えを出した、

ドリフェス!というコンテンツを知っていますか?

 

 

ドリフェス!!!!!!」というアニメを、アプリゲームを、名前だけなら見聞きしたことがあるという方は少なくないと思います。

今回初めましての方も遅くないので、もしここで読むのをやめても「ドリフェス!!!!!!」というタイトルだけは覚えて帰ってください。

 

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2次元キャラクターが生まれ、リアルでのキャストが決まり、アプリがスタートしアニメとなった今プロジェクト。

私はアニメ1期から知りました。

個人的なタイミングとしては、今まで応援していたテニミュキャスト達が卒業を迎え、それまでの生きる力を全て失い、燃え尽き、心がボロボロになっていた時期です。

 

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見ていたアニメの録画予約が生きていてたまたま録画されていたアニメ「ドリフェス!!!!!!」は前番組とは毛色が違い、それこそ「2.5次元アイドル応援プロジェクト」と銘打たれてましたから、そこまでグイグイ来られる作品だと、世界の中心が卒業してなにも手につかない私には重すぎるし、まあでも、気軽に見よう、なんか絵柄も軽いし……。

 

 

そうして録画再生ボタンを押して、1時間後にはアプリゲームをダウンロードしました。

 

気軽に見れるアニメです、ドリフェス!!!!!!。

でもそれだけじゃない、グイグイなんてもんじゃない強引で繊細でうまく心に入り込む溢れんばかりの魅力があった。息もつかせず1話は駆け抜けて、そのまま2話まで引っ張ります。この手腕、スピード感。

ぜひ実際に体感いただきたい。

 

 

 

 

1話は見ての通り主人公、天宮奏くんの初ステージを描いています。

日常のなかでわずかに光る、抜きん出た才能を見出された天宮奏くんが、汗まみれのレッスンを経てスポットライトとエールを浴びる快感に惚れてしまう。

のちにグループのセンターを背負う人間が、ステージ上に急激に引き寄せられる運命感。

そしてなにより、時速150/km以上でファンから飛ばされる『ドリカ』。

 

ドリフェスカード、略してドリカ。ファンの応援が衣装カードという形になり、メッセージを携えてペンライトから射出する。それを受け取るとアイドルはステージ衣装に着替えられる。投げられたメッセージは受け取られずとも全てアイドルのもとに届けられ、ピンチの時にはドリカの奔流がアイドルの道しるべとなる。

アイドルはファンからドリカを受け取るにふさわしい存在になるべく日々努力し、ファンもまたその輝きに吸い寄せられるように客席で応援を、ドリカを飛ばす。

「応援<エール>はドリカが示すもの!」とはドリフェス!プロジェクトのキャッチコピーで、まさにこの言葉が示す通りの仕組みで

応援する、応援されるの関係が可視化されている。

ドリフェス!!!!!!のアイドルは決して一方通行ではない。

私がアイドルを見ている時、アイドルもまた私を見ている。

 

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「配信を見てくれてる中にも、まだ僕たちに会えてない人がいると思います。だから今日大阪で初めて会えた人がいるように、あなたに会いに行きます!」

とは、ドリフェス!ファンミーティング03で、太田将熙くんが言った言葉です。

 

ドリフェス!の主なアイドルは、

5人組ユニット「DearDream」(ディアドリーム)と

2人組ユニット「KUROFUNE」(クロフネ)です。

なかでも太田将熙はDearDreamの緑担当 片桐いつきを担当しているキャストです。

 

ファンミーティング01の映像は公式YouTubeにもアップされており、ファンになる前から、なってからも何度も何度も見ました。まだ踊るだけで精一杯の彼らが懸命に目の前のことに向かおうとしている姿、はひとまず置いておいて、単純に曲が聴きたかったから。

リズムゲームアプリをSE消音にして垂れ流すより手っ取り早くて、曲が長いからちょうどよかった。

明確にファンだと自覚する前はこの程度でファンミに向き合っていました。それから私生活で忙しくなり現場自体が遠のき、何かと理由をつけてドリフェス!のライブに行きませんでした。

でもある日、横浜DMM VRシアターでキャラクターがライブをすると発表がありました。これは行かなきゃ!考えるより先にチケットを申し込んで、関東に飛びました。

関東遠征の予定は週末にテニミュ、卒業したテニミュキャストの舞台、ドリフェス!で予定を組んで、帰ってきたらその週末にはテニミュライブビューイング。この最中にあったのがドリフェス!ファンミーティング03大阪公演です。

正直、直前まで迷っていました。大阪公演は最後まで金曜日だけチケットが残っていたし、土曜だって行けそうだった。でも行かなかった。

お金もなかったし、テニミュ立海公演に向けてコンディションも整えたかった。なんてったって3年前から楽しみにしていた、現場が遠のく中で地方まで追いかけた公演の大千秋楽。

言い訳ばっかりだけど、大阪まで飛び出せなかったのは事実でそのまま事前に買っていた配信だけ見ました。

 

でもこの配信、チケットが素晴らしいんです。

ドリフェス!のアプリゲームはファンが自室(アイテムを飾れる場所)とライブ会場を行き来するかたちでプレイヤーの位置をとっています。

ライブに参加(リズムゲームを開始)すると画面上にはチケットが映り、半券をもぎって開演アナウンスを聞きながらドリカを飛ばせばライブスタート。

私がさっき飛ばしたドリカを受け取った推しアイドルがセンターに立ってパフォーマンスを始めます。リズムをとってミラーで振りコピ(なぞり)をして爆ファンサをいただき、ライブが終わったらアナウンスを聞きもらえるのはタオル、Tシャツ、銀テープ、半券、などなど。現場オタクには馴染み深いものばかり。

正直この半券をもぎる行為だけでもテンションが上がりますが、このチケットが実際に上質な紙質で再現されたのが今回の配信チケットです。

手触りが本当に良くて、ああ、これをいつももぎってる。本物だ、これだ、大好きなチケット。ってプレミアムバンダイから届いてから何度も触感を確かめたりして。

だから配信を選んだこと自体は後悔してないし、配信までの過程も配信内容もとっても楽しかったからこそ、元来現場厨である私が現場にいないことが寂しく、不甲斐ない気持ちになったのも確かです。

 

配信された大阪公演はオーラスだったので、最後に全員から挨拶がありました。

そのなかでは初のドリフェス!地方公演への不安や気構え、喜び、実際の集客具合をほのめかすようなこと、それを踏まえてでも前向きな様子。いろいろ伺いしれましたが、中でも私が心を掴まれたのが前述の太田将熙さんの言葉です。

 

“みなさん”に会いたいと言うなら、ここまで驚かなかった。でも”あなた”に”会いに行きます”と言われてしまったら、私に会いに来てくれるんだ!ってびっくりして画面を凝視しながら泣いてしまうのも仕方ないと思うんです。

愛知の、それも一宮という、駅から5mも離れれば畑と田んぼしかないような辺鄙な土地。モーニングは一日中やってるし豪華だけど名古屋観光なんて間違ってもできないだろうなという駅近郵便局の廃れ具合。

こんなところにあのDearDreamが来てくれる。

私に会うために一宮まではるばる来てくれる。

そうなったら、私もやれることをしなきゃいけない。友達にできるだけ声をかけて一人では絶対に行ってやらない、絶対に誰かを連れて行く。

DearDreamとKUROFUNEだって、「手を振ってよすぐに会いに行く」「絶対にみんなをもっと高く遠くまで連れていく」と歌っているのだから。

DearDreamとKUROFUNEにアイドルとしてのプライドがあるように私だってファンとしてのプライドがあるから、みんなを応援したい。

 

そうやって一宮のチケットをとり、アニメ2期11話を見ていてもたってもいられずフォロワーを誘い横浜のチケットをとり、年末特番を見てたまらずにまた別のフォロワーを誘い東京のチケットをとりました。

あれだけ来てくれることに感激してたけど、もう待ってるだけじゃいられないくらい好きになっちゃったから会いに行くしかない。

 

 

でも、私がどれだけ会いたいと願っても同じだけ彼らも会いたいと思い、伝えてくれるからとっても幸せなんです。

先日DMM VRシアターのアフタートークでリアルのKUROFUNEを初めて見ました。初めて見るよって人、と聞かれ手を挙げましたが過剰に反応するでもなく暖かく「生ですよ〜」と言われたのが心地良くて、お二人のトーク内容もドリフェス!愛に溢れていて非常に充足感がありました。

「こんなに愛に溢れている作品は10年やってて出会えるかどうか」とは風間圭吾こと戸谷公人さんの言葉です。

ドリフェス!はその余りある愛が身内だけでなくファンにも十二分に行き届いているから居心地がいいです。

私みたいにもともとが若手俳優モーニング娘。のオタクで完全にノリが違う人間でも、ただドリフェス!が好きというだけで座席に居場所を感じられる。きっとこの作品は多様な入り方をされているけれど、だからこそドリフェス!側からもどこから入っても大丈夫、ドリフェス!という大きなタイトルのもとにドリカを掲げるだけでジャンルとして統一したことになる、と言われているように感じます。

あえて統一しないようなあっちゃこっちゃ手を出す(筐体、シャッフルユニット、別アニメの主題歌および声優)メディア展開も、既定路線で無難にコンセプトのない曲出して〜とかやられるより100万倍いいです。

 

 

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ドリフェス!DMMシアターの話を少しします。前述のキャラクターのライブがこれなのですが、3Dメガネをかけていなくても目の前にキャラクターがいて、歌って踊って目があってファンサしてMCして一発ギャグをしてくれる、とんでもない公演でした。

途中でアニメの総集編が流れるところがあり、今までの軌跡を辿ってからアニメ ドリフェス!2期 第1話のライブでの煽りが流れ、披露する曲は「Real Dream!」。

ドリフェス !のアニメはドキュメント番組である、という前提がまずあり、その流れを汲んで、2次元キャラと3次元キャストの名前が入った曲を、キャストモーションキャプチャで、2次元のDearDreamが立体になって踊っているんです。これが5次元。5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」。本当に天才。

(ドリフェス!は当初2.5次元アイドルと銘打っていましたが、昨今の2.5次元ミュージカルの流行とその定義の広まりをうけてかアニメ2期の詳細発表時から5次元アイドルと名前を変え、2次元+3次元で活動しています)

 

 

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ここまで振り返ってみて、改めて。

どうしてこんなにハマったのかといえば、アイドルとの距離です。

ドリフェス!のアイドルは決して近付けない。アプリ内で遭遇して握手!なんて展開があっても、撮影の合間だけだから下手なことなんて起きない。

アイドルだからファンが恋人。スキャンダルも別人で恋愛ソングも実は恋愛を書いてない。繋がりも合コンもない。こんなの理想じゃんっていったって、彼らは実際そうだから。

DearDreamのリーダー佐々木純哉くんの徹底したアイドル像はメンバー全員に共有され、そのうえでそれぞれの信念を持ってアイドルの自分を演出する。だから、DearDreamはファンが悲しむことはしない。

KUROFUNEも、人からどう見られるか常に気にする圭吾だからファンが喜ぶことだけするし、黒石勇人は曲と圭吾と、歌を聴く誰かのことだけ考えているからやましいこと、隠してることなんてない。KUROFUNEの間に絶対的な関係があることを、ドキュメントで知っている。

 

ドキュメント、そう、ドキュメントなんです。

いってしまえば、普通にアニメです。でも、アプリではアイドルとしての姿しか見れない彼らの日常が描かれるとなると、妙に納得させる力がある。だからこそ、実家わかっちゃうじゃん、とか学校バレるよ?とか思うけど。

そんな世界観どっぷりな感想も、浸からせてくれる素地がないと出てきません。

でもドキュメントとして見たくない人でも、ドリフェス!広報がいたって普通にアニメと称することから息苦しさは感じないんじゃないでしょうか。

アニメだから真実だと信じられるし、ドキュメントだから世界観を壊さない。

 

 

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ドリフェス!!!!!!の強みってなんだろうと考えたときに、やっぱり

キャラ+キャストの5次元であることが真っ先に浮かぶんですが、これをうまく説明することって難しいんですね。

実際見てみれば、確かに演じようと意識しなくても見た目が違っていても声を介してまたキャラとキャストの間で共有された要素を通して二つがイコールになっている、とわかります。

けれど、やっぱりそれは感覚的なものだから、ドリフェス!!!!!!ってどういうコンテンツですか?という問いには野暮ったい答えだと思うんです。

 

 

ドリフェス!!!!!!のキャラとキャストは二人三脚で、誕生日や好きな食べ物は近づけてあるし、声はもちろん同じ。容姿もかけ離れたものではなくて(チヅは大きいけれど)みんな役者だからキャラとして立つことは不安がない。けれど、そう意識しなくてももうキャラに見える。キャラとキャストを同一視することをむしろ推奨して、作った料理も、行った場所も、MCも、いろんなものが取捨選択しながら同期していく。

たとえば、石原壮馬さんはファンのことをライバルだと言ったし、同時に自分が地獄に落ちても、と言った。けれど奏くんはライバルであっても自分が地獄に落ちるとは毛頭思わないし、出会う人出会う人みんな天国に行くと思ってる。そうして11話ではついにファンのことをアイドルだと称した。

この、根暗と根明の違いみたいなのがたまらなく好きです。

石原くんは部屋を暗くして落ち着く、自分かっけーなんて思うけど、奏くんは明るいリビングで家族と話しながら寝転がってスマホ弄ってます。でも石原くんは、きっとドリフェス!に関わらなければ、天宮奏に出会わなければアイドルとして赤を背負って「こんなに楽しくていいのかな?」に続けて「この先の人生が楽しみ」なんて言わなかったと思うんです。

根本が変わらないままに、お互い影響しあって前に進んでいく、そのうえでのキャラ=キャスト。

だからこそドリフェス!!!!!!は2次元+3次元=5次元アイドル応援プロジェクト。

近頃、昔のテキストを読むなかで2.5次元アイドル応援プロジェクトという文字を見るたびに違和感を覚える程度には、5次元アイドル応援プロジェクトという言葉がしっくりきています。

 

 

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なぜ5次元アイドル”応援”プロジェクトなのか?という問いに、2期が始まる前はうまく答えられませんでした。

 

アイドルとは応援するから存在できるものだから?

ドリカシステムが応援という行為を実体化させたものだから?

ドリフェス!!!!!!が他のアイドルコンテンツと違い、徹底的にユーザーがファン(応援する側)でいられるから?

 

どれも正解だとは思うけれど、ハッキリとはしませんでした。

けれど、2期を終えた今なら答えられます。

 

ドリフェス!!!!!!とは、ファンである私たちがドリカを使い応援<エール>をアイドルに届け、またそれを受け止めたアイドルたちが私たちファンを応援してくれる、明日に連れて行ってくれるプロジェクトである。

 

応援する気持ちが衣装となりアイドルを輝かせ、そのエールを纏い「もう勢いだけじゃないと示してみせるよ」と歌う。

「私たちがついてる」と力強く叫んだ声が、アイドルを後押しし、アイドルの心の中で成長を遂げ「俺たちがついてるから!」という言葉でかえってくる。

誰もが応援し応援される関係にあることに気付かせてくれる。

そんななかでも、DearDreamは、KUROFUNEは送ったエールを確実に宝物にしてくれる。私たちファンを一人一人大切にして、会いにいくから待っててと言ってくれる。

アイドルオタク冥利につきる、むしろ身にあまるコンテンツなんです。

 

「ありがとう いつも勇気付けてくれたよね」と歌う彼らは私のことをいつだって勇気付けてくれました。

あのとき、8代目青春学園が卒業し様々な媒体で最後の更新がなされるなか、縋る先を求めていた私が出会ったアニメ。

戦国鍋にどハマりしていた私の耳に、心に響く奥村愛子さんの楽曲。

小学生のときラブ&ベリーにお小遣いをつぎ込んでいた私の心をくすぐる着せ替え。

ハロプロ好きの心をくすぐる山城陽子先生の振り付け。

今までの人生が全て繋がって、出会うべきタイミングで出会ったプロジェクト。

ドリフェス!!!!!!がなければ今の私はいません。たくさんの過去に好きだったもののことも忘れて、ただただ悲しみとともに沈んだ毎日を送っていたことでしょう。

でもドリフェス!!!!!!が気付かせてくれました。どんなに悲しいことがあっても、続いていく空はいつだってインフィニティで、明日はきっと良い日です。

そしてそんな良い日に、もし足がすくんでしまっても、天宮奏くんは俺たちがついてるからおいで、明日へ連れてってあげる!と言うんです。

2016年9月25日で止まっていた時計が動き出すのも仕方がないですよね。

 

 

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2018年2月11日。DearDreamが愛知県一宮に来てくれました。夢みたいでした。

公演発表時から毎日ソワソワして会場に予習で行ってしまうくらい楽しみにしていたのに、直前、開場時間になってチケットを忘れたことに気付き、連番の友達と急いでとんぼ返りしてなんとか5分前には着席して、なんか開演押してるね、私たちを待っててくれたのかなとか笑ってたら客電が暗くなって。

一曲目のイントロとともにDearDreamが飛び出してきて、もう、夢を見ているのか?って思いました。

東京公演に行って初めて見るDearDreamに感動してライブの楽しさに絶叫に近い歓声をあげていたのに、どうしてかこの一宮で見るDearDreamはまた特別な、この空間だけが世間から切り離されて幸せの光に包まれているような、そんな感覚でした。

たしかにドリカは飛んだし、DearDreamはドリカをキャッチしてくれた。

一宮のモーニングだけで飽き足らずモーニングコーヒーまで踏み込んで一緒に左右に揺れた。(モーニング娘。のオタクだけがあの瞬間静かに沸き立った)

会いに行くと言ってくれた太田将熙くんは愛知公演担当で、ご当地限定アクリルスタンドは太田くんで、ラストのロングMCも太田くんだった。

太田くんは、目をうるうるさせながらDearDreamへの愛を語ってくれた。

私は生きる希望をくれたDearDreamを一生見ていたくて、一緒に年をとっていきたいと思っていたから呆然としてしまった。

やっぱりドリフェス!!!!!!の作るアイドルは、ファンと同じかそれ以上の気持ちで向き合ってくれるプロジェクトだった。

私は今後何があってもドリフェス!!!!!!を、DearDreamを愛しています。

 

 

アイドルって、希望。ファンはそれぞれ、なんらかの夢をアイドルに託している。アイドルを見ていて一番嬉しい瞬間って何か、私の場合は自分の願望を想像を超えて叶えてもらった瞬間です。

10年くらいかけてスキルアップすればいいよねと考えていた推しが次のツアーでもう見違えるほど上手くなっている。

テキストで読む印象より耳に入る台詞の方が100万倍萌える。

1ヶ月ぶりに見たら顔面がやたらめったら垢抜けてる。

好きな曲をびっくりするくらい好みの表現で歌ってくれる。

そういう、ごく個人的なことの積み重ねが、日々嬉しくてたまらない。

前方にしかファンサしてなかった子が後方に目線をたくさんくれるようになったり、高音が心地よく出るようになったり、惜しかった決めポーズが百発百中になったり。そういう日々の小さな願いが叶えられていって、ファンの持ってる理想のアイドル像とアイドル自身が持ってる理想のアイドル像の輪郭がはっきりしていく。

もしそれが違えたら、その時はその時だけど、それが一致したりアイドル自身の像に惚れ込んだならそれは奇跡の、運命の推しです。

今日よりも明日の推しが可愛くてかっこよくてダンスも歌もトークも上手い。

見ている間に自然と明日が楽しみになっていく。

そんなプロジェクトであり、それを明快に描いたのがアニメ「ドリフェス!!!!!!」です。

第2期のエンディングテーマ「ALL FOR SMILE!」の歌詞はどこをとっても素晴らしいです。

“貰うエールの期待値を超えるのさ”は初めて聴いたときにまさに見るたびに進化を遂げるDearDreamのようだと感じたし、

“手を振ってよすぐに会いにいく”は思わず涙をこぼしました。

だって本当に会いに来てくれたから。

 

 

「絶対楽しいです。絶対楽しいです。絶対楽しいです。共に生きる喜びを感じましょう」

石原壮馬さんがドリフェス!特番でライブツアーの宣伝のためおっしゃっていた言葉です。

石原くんの言葉は並みじゃない求心力があり、アニメ班や楽曲班がこぞって引用するほどです。

彼らの所属する事務所のモバイルサイトにもライブMCのレポートが載っていますが、何度読み返しても”お言葉”という感じで、一種の信託のようです。

それは石原くんのビジュアルが浮世離れした整い方だからなのかもしれませんが、特有の語感は配信番組でも飽きさせないし、件の宣伝文句も最初に聞いた時は畳み掛け方がヒトラーの演説、とか思いました。すみません。

でも、そうやって強く言うのはやっぱりライブにDearDreamの魅力があるからで、それは東京、一宮とツアーに足を運んだ身としてはたしかに実感しています。

ライブをしてこそアイドルだし、ライブでどうやって楽しませるか?魅せるか聞かせるかを練りに練って一度たりとも同じセットリストを使わないDearDreamはファンを喜ばせる天才です。

 

 

アニメ2期の最終話はツアーファイナルの地、パシフィコ横浜の扉を開けたところで終わります。

そしてアプリでは明日20日からツアーに合わせたイベントが始まります。

きたる25日はついに、パシフィコ横浜での公演です。

ドリフェス!を支える3つの軸の足並みが初めて揃います。

 

もう、楽しみで仕方ありません。

でも今日ドリフェス!!!!!!を知った方でも、この歴史的瞬間に立ち会えるんです。まだチケットを持て余してる方がいるから。

こんなに長い記事で、ほとんどただの日記だけど、それでももし読んでくれて興味を持った方がいたなら声に出してみてください。誰かがチケットを持っているから。

DearDreamが横浜に会いに来てくれるから、私たちも会いに行きましょう。

 

彼らは決して、これから全国をまわりますと言ったあとに他の地にも足を運んでくださいとは言いませんでした。

みなさんの熱を全部連れてツアーを一緒にまわりますと言いました。それが私はかっこよくて、大好きで、たまらなかったからよかったら私の身も連れてってくれよと横浜に行きます。

だから、自由です。横浜に行くも行かないも。でも、行ったら絶対楽しいです。

だって石原くんがそう言うから。

 

信じてる人がそう言うなら、ファンはどこまでもついていきたい。それでも彼らはどこまでも愛と実行力があるから、「待ってて」と言ってまた会いに来てくれるでしょう。

私たちファンとアイドルは石原くんの言う通りライバル、だからといってこんなところで張り合うこともないけれど、どこまでもファンの願いを叶えてくれる彼らはやっぱり素晴らしいアイドルです。